ドッグフードおすすめ比較ランキング

このサイトでご紹介させていただいたドッグフードは、世界中で人気のドッグフードと呼ばれるものばかりです。

それぞれのドッグフードにメーカー独特の工夫や特徴がありますし、共通する愛犬のケア成分というものも見受けられます。

しかし、原材料にフレッシュで上質な肉を使い、防腐剤などの人工的な添加物を加えないために小ロットで生産することになると、コスト高になることは否めません。

ホームセンターやスーパーマーケットで手軽に購入できる量産タイプのドッグフードと比べると値段も高く、2倍以上の価格になっています。

高いものに良いものが多いのは言うまでもありませんが、安いから品質が悪いというわけではなく愛犬の健康を維持するために必要な栄養素が過不足なく含まれていれば安いドッグフードでも問題がありません。

そこで、愛犬にとってご馳走とも言える人気のドッグフードからドッグフード選びで注意するべきポイントを学んでおけば、価格も考えて手軽に入手できる愛犬に適したドッグフード選びをするときの参考になると思います。

主原料 粗タンパク 粗脂肪 粗灰分 粗繊維 水分 グレインフリー エネルギー
kcal/100g
カナガンチキン チキン 33.0% 17.0% 9.0% 3.5% 8.5% 361
ナチュラルドッグフード ラム ラム 20.0% 12.5% 7.0% 6.0% 8.0% × 339
FINEPET’S ラム、チキン、サーモン 26.0% 16.0% 10.0% 5.0% 10.0% × 440
FINEPET’S 極(KIWAMI) ダック 36.0% 20.0% 6.6% 2.8% 8.0% 415
ネルソンズ チキン 30.0% 15.0% 7.5% 2.5% 8.0% 362
アーテミス アガリクスI/S チキン、ターキー 24.0% 14.0% 6.0% 4.0% 10.0% × 359
アガリクスI/Sヘルシ-ウェイト チキン 20.0% 8.0% 6.0% 3.0% 10.0% × 329
オソピュアグレインフリー ダック、サーモン、パイソンから一種 24.0% 14.0% 5.5% 10.0% 358
フレッシュミックス スモールブリードパピー チキン、ターキー、魚肉 28.0% 17.0% 3.0% 10.0% × 372
フレッシュミックス スモールブリードアダルト チキン、ターキー、魚肉 25.0% 15.0% 3.0% 10.0% × 368
フレッシュミックス アダルトドッグ チキン、ターキー、ダック、サーモン、魚肉 23.0% 14.0% 3.0% 10.0% × 359
フレッシュミックス ウェイトマネージメントアダルトドッグ チキン、ターキー、ダック、サーモン、魚肉 20.0% 6.0% 3.0% 10.0% × 329
フレッシュミックス ウエイトマネージメント&スモールシニアドッグ チキン、ターキー、ダック、サーモン、魚肉 22.0% 12.0% 3.0% 10.0% × 344
ナウフレッシュ パピー ターキー、サーモン、チキン 28.0% 18.0% 3.0% 10.0% 375
スモールブリードパピー ターキー、サーモン、ダック 28.0% 18.0% 4.0% 10.0% 378
アダルト ターキー、サーモン、チキン 26.0% 16.0% 3.5% 10.0% 360
スモールブリードアダルト ターキー、サーモン、ダック 27.0% 17.0% 4.0% 10.0% 374
レッドミートアダルト ラム、ベニソン、ポーク 24.0% 16.0% 4.0% 10.0% 360
フィッシュアダルト トラウト、サーモン、へリング 24.0% 14.0% 4.0% 10.0% 356
シニア&ウェイトマネージメント ターキー、サーモン、ダック 24.0% 10.0% 6.0% 10.0% 325
スモールブリードシニア&ウェイトマネージメント ターキー、サーモン、ダック 24.0% 11.0% 4.5% 10.0% 345
スモールブリード ターキー、チキン 27.0% 17.0% 4.0% 10.0% 374
ティンバーウルフ オーシャンブルー ニシン、サーモン、白身魚 34.0% 16.0% 7.0% 4.0% 9.0% 406
ウィルダネスエルク エルク、サーモン 34.0% 17.0% 7.5% 3.0% 9.0% 368
ブラックフォレスト ベニソン、ラム、白身魚 30.0% 15.0% 7.5% 3.0% 9.0% 384
ワイルド&ナチュラル チキン、ニシン、チキンレバー 38.0% 18.0% 7.5% 2.5% 9.0% 398
ラム&アップル ラム、ニシン、白身魚、、ベニソン 34.0% 17.0% 7.5% 3.0% 9.0% 384

タンパク質

主原料を比較してみると、チキンやターキーといった鶏肉系の肉を使っているものが多く見られます。

鶏肉はタンパク質が消化しやすいことに加えて低脂肪というメリットがあります。

肉の量を増やした高タンパク質を目指す場合、肉を増やしても脂肪が増えすぎない鶏肉を主原料にしたドッグフードが理想的ということになります。

 

また、グレインフリーのドッグフードは、総じて、粗タンパク質量が多くなっています。

穀類には炭水化物が含まれていますが、ドッグフードに穀類を添加するということは製品中に炭水化物が加わることによりタンパク質の割合が減少するということを意味しています。

グレインフリーを採用しているドッグフードが世界中で人気を博しているのは、穀類、特に、小麦由来のタンパク質がアレルギーを発症しやすいタンパク質であるということが理由とされています。

小麦でアレルギーを発症するイヌがどの程度いるのかは分かりませんが、人と同じで全てのイヌで小麦アレルギーが発症するというわけではありません。

アレルギーというのは食べた食品中に含まれているタンパク質に免疫システムが過敏に反応して起こる現象であり、小麦に限らず全てのタンパク質にアレルギーを引き起こす可能性があります。

人が食べる肉類のおこぼれをおやつ代わりにもらう習慣のあるイヌが、ターキーやラムといった日本人が食べる機会の少ない肉類を主原料としたドッグフードを食べるとアレルギーを起こすことがあるという話を聞いたこともあります。

 

一方、穀類に含まれる炭水化物であるデンプンはイヌが消化しにくい成分であり、エネルギー源として利用されるよりも食物繊維として利用される成分です。

すなわち、肉よりも安価な穀類を原料に添加した方が価格の安いドッグフードを製造できるということを意味する部分が多いように感じます。

 

世界中で人気のあるグレインフリーのドッグフードではありますが、グレインフリーを目指した切っ掛けというのは大手メーカーによって行われたコストダウンに反発した面もあります。

穀類を増量材として利用する考え方に反発して、肉食動物であるイヌ本来の食事に近づけるというポリシーによってグレインフリーが話題になっているというわけです。

すなわち、愛犬が生まれた国や地域で良く食べる穀類や肉類が含まれていてもアレルギーが起こるリスクは低く、小麦や玄米を食べる習慣のある日本のイヌはあまりグレインフリーにこだわる必要はないのかもしれません。

グレインフリーでないドッグフードを食べてアレルギーが出ないという保証はありませんが、他のタンパク源を含む原料を使って造られているドッグフードを食べてアレルギーが起こるリスクと差があるわけではありません。

 

炭水化物が豊富なドッグフードは肥満になるリスクが高くなるということも言われます。

しかし、食物繊維は肥満の解消にもなる成分ですし、イヌの運動量を考えると部分的に消化吸収された炭水化物が肥満を産み出すとは考えにくいと言うことが出来ます。

 

脂肪

イヌにとってのエネルギー源という意味では、炭水化物よりも脂肪の方が重要な栄養成分です。

イヌは脂肪をエネルギー源として利用するための褐色脂肪細胞の割合が人間よりも多くなっており、動いていないときでも体温が高く維持されるようにできています。

脂肪細胞に蓄えられている脂肪分から糖質を合成する能力、すなわち、糖新生の能力が発達しています。

脂肪分からグルコースを合成してエネルギー源として利用することが出来るというわけです。

従って、ドッグフードの粗脂肪の数値というのは、イヌの活動を支える上で重要です。

 

人気のドッグフードを比較すると、通常の健康状態の愛犬用のドッグフードは14%から18%の範囲で粗脂肪が含まれており、最も高いものでも20%程度です。

そして、体重制限をする必要のある肥満犬用のドッグフードは、アーテミスの「アガリクスI/Sヘルシーウェイト」や「フレッシュミックス ウェイトマネジメントアダルトドッグ」、あるいはナウフレッシュの「シニア&ウェイトマネージメント」などのように粗脂肪が6%から10%まで抑えられています。

活動の活発な小型犬用の場合にはエネルギーの使用量が多いので1%程度大型犬用のものよりも粗脂肪が多くなります。

このことから言えるのは、全犬種用のドッグフードを利用する場合にはシッカリと体重管理をしながら与えていれば、肥満用や小型犬用といった特殊なのドッグフードにこだわる必要はないのかもしれません。

 

各ドッグフードのエネルギーの数値を見てみると、ほとんどの製品が350kcalから400kcalの範囲に含まれています。

 

鶏脂や魚油あるいは植物性脂肪を添加することにより肉による脂肪量の差異を補い、エネルギーの数値がコントロールされているということになります。

肥満気味のイヌは体重増加の影響があるため運動量が低下しがちになりますのでカロリーは少し低めになっていますし、運動能力が低下している高齢犬用のドッグフードも粗脂肪量と共にエネルギーの値も低めに設定した方が良いということになります。

肥満犬用のドッグフードを利用するのも良いですが、食べなれているドッグフードの量を1割から2割程度減らして与えることでも対策は可能ということになります。

ただし、絶対量が減ると満腹感が得られなくなるので、飼い主が食べているものを欲しがるかもしれません。

そんな時には、蒸したささみなどの低脂肪の食材をおやつとして与えるのも一つの手段です。

市販の歯磨き用の豚耳などを利用して満腹感を与えてやれば、歯磨き効果も期待できますので一石二鳥ということになります。

 

加えて、粗脂肪という数字は、動物性脂肪と植物性脂肪の合計として分析されています。

後程説明することになりますが、サーモンオイルに含まれているEPAやDHA、あるいは、亜麻仁油に含まれるγ-リノレン酸等のω3系脂肪酸と大豆油、コーン油やベニバナ油に豊富に含まれているω6系脂肪酸も粗脂肪の中に入っています。

各製品を比較すると、標準的な製品ではω3系脂肪酸とω6系脂肪酸の合計は2、3%程度ですのでその数字を引いた数値、すなわち、11%から18%程度の主原料の肉由来の動物性脂肪が必要ということになります。

 

ドッグフードを選ぶ際には、サーモンオイルや様々な植物油が含まれている場合には粗脂肪が14%から20%の範囲にある製品を選び、含まれていない場合には11%から18%の粗脂肪の商品を選ぶ必要があるということです。

また、肥満犬には脂肪は禁物ですので、粗脂肪は一桁台のものを選んだ方が良いということになります。

ただし、可能であれば愛犬の皮膚や体毛のケアのために、ω3系脂肪酸とω6系脂肪酸を含むドッグフードを選ぶことをお奨めします。

 

灰分

灰分というのは、水や食材に含まれているミネラルを意味しています。

十分な酸素が存在する状態で数百度という高温処理して、有機物を完全燃焼させたときに残る成分が粗灰分と呼ばれる数値になります。

この条件下で残るのは、ドッグフードに含まれているミネラル分だけです。

骨を形成するために必要なカルシウムやエネルギーに関与するリンや代謝に関わるマグネシウムをはじめとして、鉄、銅や亜鉛といった微量ミネラルも灰分に含まれています。

イヌの食事には塩分、すなわち、ナトリウムを減らすというイメージが強いですが、不必要というわけではありません。

発汗が無いイヌは人間よりもナトリウムの摂り過ぎは健康トラブルが起こりやすくなります。

血液中のナトリウムは最適濃度が存在し、ナトリウムが多すぎる場合にはカリウムによって調整されますので、ドッグフードの成分としてのナトリウム濃度とカリウム濃度のバランスも重要です。

 

また、灰分の中のカルシウムや鉄のように直接構成物に関わるミネラルだけでなく、マグネシウムなどの代謝を補助するミネラルと成分表には表れないビタミン類も大切な栄養素です。

野生のイヌは植物性原料を直接食べる機会が少ないですが、草食動物を食べることによって間接的にビタミンやミネラルを摂取することが出来ます。

ドッグフードの原料に使用される肉素材は内臓を利用するわけではありませんので、肉からのビタミンやミネラルの供給というのは限定されてしまいます。

従って、ドッグフードでは必要なビタミンやミネラルは植物性原料から供給する必要があり、野菜や果物、あるいは、ハーブといった植物性原料が含まれるのがオーソドックスなスタイルです。

穀類はミネラルが豊富なだけでなくビタミンB群やビタミンEといった必要なビタミンも豊富に含まれていますので、グレインフリーのドッグフードでは不足してしまうミネラルやビタミンを別の素材から供給することになります。

 

また、化学合成されている添加物が一切含まれていないということをキャッチフレーズに販売しているドッグフードもあります。

しかし、天然のビタミンも合成のビタミンも化学構造に差があるわけではありませんので合成品が入っていても問題は無いと思います。

人気のドッグフードの中にも直接合成品という記入があるわけではありませんが、記載内容から化学合成されたビタミンか天然物から抽出されたビタミンと考えられるような表示も認められます。

 

合成の防腐剤や着色料は無添加の方が良いとは思いますが、天然物にこだわり過ぎてビタミンが不足するよりは化学合成品でも必要量供給されるように設計されている方が安心できるドッグフードということが出来ます。

 

脂肪酸 関節ケア成分 整腸作用 エネルギー
ω3系 ω6系 グルコサミン コンドロイチン オリゴ糖 乳酸菌 kcal/100g
カナガンチキン 0.9% 2.8% × 361
ナチュラルドッグフード ラム 1.5% 3.4% × × × × 339
FINEPET’S 0.4% 3.0% × 440
FINEPET’S 極(KIWAMI) 1.9% 3.6% × × 415
ネルソンズ 0.2% 2.2% × 362
アーテミス アガリクスI/S 0.5% 3.1% × 359
アガリクスI/Sヘルシ-ウェイト 0.3% 1.7% × 329
オソピュアグレインフリー 0.4% 2.4% × 358
フレッシュミックス スモールブリードパピー 0.4% 3.3% × 372
フレッシュミックス スモールブリードアダルト 0.4% 2.4% × 368
フレッシュミックス アダルトドッグ 0.4% 2.2% × 359
フレッシュミックス ウェイトマネージメントアダルトドッグ 0.3% 1.7% × 329
フレッシュミックス ウエイトマネージメント&スモールシニアドッグ 0.3% 2.0% × 344
ナウフレッシュ パピー 0.5% 2.7% × × × 375
スモールブリードパピー 0.6% 3.0% × × × 378
アダルト 0.5% 2.5% × × × 360
スモールブリードアダルト 0.5% 2.5% × × × 374
レッドミートアダルト 0.4% 2.2% × × × 360
フィッシュアダルト 0.2% 1.4% × × × 356
シニア&ウェイトマネージメント 0.4% 2.4% × 325
スモールブリードシニア&ウェイトマネージメント 0.4% 2.4% × 345
スモールブリード 0.5% 2.5% × × × 374
ティンバーウルフ オーシャンブルー 1.5% 3.0% × × 406
ウィルダネスエルク 1.4% 3.2% × × 368
ブラックフォレスト 1.5% 3.5% × × 384
ワイルド&ナチュラル 1.2% 3.6% × × 398
ラム&アップル 1.3% 3.4% × × 384

体毛や皮膚のケア

イヌは元来皮膚が弱い動物で、大量の体毛によって皮膚を保護している動物です。

もちろん、体毛には衝撃から身を守る効果もありますが、体毛の表面を脂質でコーティングして雨や雪などの水分をはじくことで皮膚が濡れるのを防ぎ体温を維持する効果もあります。

いわゆる、毛並みが良いとか毛艶が良いと言われる状態であり、ω3系脂肪酸とω6系脂肪酸がバランス良く配合されているドッグフードを与えることで毛の表面をコーティングする脂肪酸が供給されることになります。

従って、ドッグフードにはこれらの脂肪酸が含まれていることが好ましいということになります。

人気の商品にはどれもω3系脂肪酸とω6系脂肪酸のパーセンテージが表示されています。

表示義務はありませんので含有量が分からないドッグフードもあるかもしれませんが、サーモンオイルなどの魚油系の原料や植物油が配合されているドッグフードでは配慮されていると考えて間違いなさそうです。

 

また、ω3系脂肪酸のEPAやDHAには血中コレステロールを下げる効果も期待できますので、肥満犬のドッグフードを考えるのであればEPAやDHAを含有しているドッグフードを探すことをお奨めします。

 

関節ケア

イヌは4足歩行ですが、後ろ足に体重がかかることが多く、特に、走り回る犬や飛び跳ねることの多い愛犬は関節を痛めることになります。

また、高齢犬や肥満犬では、代謝能力の低下に伴い関節をケアする成分が不足するケースも少なくありません。

従って、グルコサミンやコンドロイチン硫酸が含まれているドッグフードを選ぶことは重要です。

解説した7種の人気商品にはこれらの関節ケア成分が含まれていない商品もあるようですが、含まれていない商品の場合には代謝が活発に行われるようにビタミンやミネラルが十分に補充されているようです。

 

乳酸菌やオリゴ糖

腸の機能が人間と比べて劣っているイヌですので、便秘や下痢は頻繁に起こります。

母乳を飲んでいる子犬の間は牛乳中の乳糖を分解することが出来ても、離乳するとたちどころに腸内細菌のバランスが変化してしまいます。

ドッグフードを食べている愛犬に牛乳を与える飼い主さんがいるということを聞いたことがありますが、成犬の腸内には乳酸菌が少なく乳糖を分解することが出来ないので牛乳を飲むと下痢を起こすということもあるそうです。

また、夏の暑いときに冷たいものをということで良く冷えた水を与えたり氷を食べさしたりすることもあるかもしれませんが、大量に与えると腸が冷えて健康被害が出てくることもあります。

従って、野生の食事には無いかもしれませんが、乳酸菌や乳酸菌を増やすオリゴ糖が配合されているドッグフードは結構あります。

また、人間では腸の機能を向上させるために食物繊維を摂るということがよく言われますが、ドッグフードに含まれている炭水化物はイヌにとっては食物繊維のようなものです。

余程下痢が酷い愛犬でなければ、ドッグフードに含まれている食物繊維についてはあまり気にする必要はないかもしれません。

 

ドッグフードを選ぶときに最も注意していただきたいのが、愛犬が食べてくれるかどうかということです。

どんなに高級・高品質な食材を使い栄養バランスを考えて造られたドッグフードであっても、食べてくれなければ意味がありません。

人には魚好きの人もいれば肉好きの人もいますし、中には菜食主義という人もいます。

食わず嫌いということもあるかもしれませんが、少なくとも栄養学的に考えると魚を食べた方が良いと言われても嫌いなものを食べるのは苦痛です。

イヌも人間と同じで個々の嗜好性は違っていますので、嫌いなものを食べろと言われてもストレスでしかありません。

人の場合は無理して食べることはできるかもしれませんが、自分の健康状態を考えて食事をしていないワンちゃんにとっては無理して食べるということはありません。

空腹になるとさすがに食べるかもしれませんが、そんな食事をしていては栄養が足りるわけもなく体は痩せてきますし毛並みも悪化してきます。

 

ドッグフード選びの最大のポイント!

肉食の動物であるイヌに与えるドッグフードは、どうしても肉の原料が中心になります。

人との共同生活で炭水化物にも馴染めるように体の構造が変わってきているといえども、主食が肉であるということは避けることが出来ません。

食べるという本能が優先するイヌの食生活においては、愛犬の嗜好性を満足させる、すなわち、好んで食べるドッグフードということが最大のポイントになってくるということです。

 

さて、ドッグフードへの食いつきを最も左右しているのが、主原料である肉の種類であるといっても過言ではありません。

ドッグフードの成分の中で25%以上を占めている粗タンパク質は、その大半が肉由来であるからです。

嗅覚が鋭いイヌの嗜好性を満足させるために、鶏脂や肉エキスなどを別途添加しているドッグフードも多数存在するくらい、原材料の肉はドッグフード選びで重要なファクターとなってきます。

良く食べるドッグフードを選択することが出来れば、後は必要な栄養素が不足することが無く、かつ、肉の風味を邪魔することが無いような原材料をチョイスして栄養素をバランスよく供給するようにすればよいだけです。

 

ドッグフードの定番の原料

さて、ドッグフードの定番となっている肉系の原材料はチキンとラムです。

チキンとラムは愛犬の食いつきの良い肉の原材料と言われていますが、大半のドッグフードがチキンかラムであり他の肉類の商品が少ないのでしイヌの嗜好性がチキンとラムに偏っているのかどうかは定かではありません。

しかしながら、チキンは他の原材料と比べると脂肪分が少なく、高タンパク質・低脂肪を実現する上で理想的であることは間違いなさそうです。

飼い主の食べる物、すなわち、炭水化物や糖質の多い食材を欲する愛犬や肥満気味の愛犬にはチキンをベースとしたドッグフードは理想的であると考えられます。

また、ラムはアレルギーの起こり難い良質のタンパク質であると言われています。

毛で覆われているために分かりにくいですが、ほとんど汗をかくことの無いイヌの皮膚は皮脂膜が不足しており皮膚炎を起こしやすい動物です。

従って、アレルギー体質の愛犬には、ラムを原材料としたドッグフードは理想的ということになります。

ビーフやダッグ・ターキーという原材料も見かけますが、言わずもがなの旨味の強い肉素材です。

食いつきが悪いわけはありませんが、ビーフやターキーを原材料に使用するとコスト高になってしまうことは否定できません。

ビーフやターキーといった原材料は、シカ肉や魚と同様に同じドッグフードに飽きてきた愛犬の目先を変えるためのドッグフードやおやつとして利用されることが多いようです。

 

一方、豚肉、すなわち、ポークを使ったドッグフードとなると数えるほどしかありません。

愛犬用のおやつとして豚耳を使ったものはありますが、これは肉というよりもコラーゲンが豊富で乾燥させた豚耳を与えることで歯垢除去効果、すなわち、歯磨き効果を狙ったものです。

豚肉はビタミンB1が豊富に含まれているというメリットがありますが、牛肉同様脂肪分が多いのでドッグフードの原料として使用されるケースが少ないようです。

また、アレルギーの原因にもなりやすい肉でもあるようです。

 

一方で、ドッグフードは高タンパク質であるということが絶対条件ですが、他の栄養素が不要というわけではありません。

確かに犬の祖先と言われているオオカミは肉しか食べませんが、草食動物を狩って食用にしているということは植物に含まれているビタミンやミネラルを摂取することにもつながっている可能性も考えられます。

また、狩った草食動物の内臓も含めてすべてを食べているということは、消化器の中に残存している植物由来の食物繊維も含まれているはずです。

すなわち、肉しか食べていない野生のイヌ属であっても、直接植物を食べている草食動物ほどでは無いにしても植物由来の栄養成分は摂取されているというわけです。

言い換えると、草食動物を丸ごと食べることが無い愛犬のためのドッグフードを構成する原材料には、植物性のものも必要量配合するか肉だけでは不足している成分を添加する必要があるというわけです。

 

避けるべき栄養素やバランス

もちろん、愛犬の健康状態によって食べ物を変えることも必要かもしれません。

肥満気味あるいは肥りやすいワンちゃんは、高タンパク質・低脂肪のドッグフードを食べさせた方が良いし、炭水化物が多くなることは避けるべきです。

また、便秘や下痢といった腸の機能に不安があるワンちゃんは食物繊維や腸内細菌のバランスを整えることが出来るような成分が必要です。

代謝能力が低下している高齢のワンちゃんには、少なめの栄養素を利用する代謝能力をアップさせるために、ビタミンやミネラルを強化したドッグフードが必要なこともあるかもしれません。

成長期にある子犬や授乳期にあるワンちゃんのドッグフードは栄養素のバランスも重要ですが、栄養素の利用効率を上げるためにビタミンやミネラルも重要ですしエネルギー源の供給も無視するわけにはいきません。

 

他にも、アレルギーがあるワンちゃんには、原材料にアレルゲンが含まれていいることはNGです。

アレルゲンとなる物質は人間もイヌも大きな差は無いと考えられており、人間にアレルギーの出やすい小麦やトウモロコシあるいは牛乳などのタンパク質は避ける必要があるというわけです。

 

結論としては、動物の肉が中心ではありますが、植物系の原材料も適度に添加し様々な栄養素をバランスよく含んでいることが大切であるということは人間と変わりがあるわけではありません。

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