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イヌのしゃっくりが重篤な病気の前兆シグナルかもしれません!

「イヌもしゃっくりをすることがあるの?」と思う人もいるみたいですが、長い間愛犬と生活している飼い主であれば、何度かはしゃっくりに遭遇している方もおられると思います。

しゃっくりというのは横隔膜が痙攣する不随意収縮と呼ばれる現象であり、意思の力で制御することが出来ません。

呼吸や循環器の活動を支配する延髄に存在する網様体によって起こされています。

網様体に信号が送られることがきっかけとなって、横隔膜を収縮させて体内の余分なガスを排出させる動作がしゃっくりと呼ばれる現象です。

しゃっくりが起こる明確な原因というのは明らかになっているというわけではありませんが、しゃっくりそのものは人間でも起こりますし、人間でもイヌでも起こる原因に大きな差があるわけではありません。

もっとも、しゃっくりは気持ちが悪いとはいえども、それがもとで命を落とすというようなことは無いので深く研究している人がいないというだけかもしれません。

そんな背景のもと、現時点では笑う、喋る、食べる、飲むといった呼吸を伴う、あるいは呼吸を妨げるような活動が相互的にかかわっているのではないかと考えられています。

また、熱いものが喉を通る時の刺激で起こることもあれば、ストレスから起こるというケースもあるようです。

しかし、しゃっくりそのものに問題は無くても、網様体に送られる「しゃっくりを出せ!」という信号がどういう理由で出されているのかということが重要であることがあります。

原因が軽いものであれば、しゃっくりが治まるのに1時間もかかるということはありません。

しかしながら、しゃっくりが続いてなかなか治まらない場合や頻度が高い場合には、しゃっくりが起こる原因に病気が隠れているのかもしれません。

イヌのしゃくりが起こる原因の中で軽いとされるものとしては、

  • 食事を食べるときに焦ってガツガツ食べる
  • 給餌量が多すぎる
  • エサが硬過ぎる

 

などの食事関係が多いようです。

このような状況で起こるしゃっくりはほとんどが短時間で治まるものばかりで、継続したり嘔吐が起こらない限りは気にしすぎる必要はないかもしれません。

エサの硬さはドッグフードを変えればよいわけですし、量は飼い主が年齢と体重を加味して適正な量にすれば良いので簡単に対応できます

一方、早食いの習慣というのは、犬種にもよりますし個体差が大きいことですので、コントロールが難しいかもしれません。

早食い防止用の食器も市販されていますので試してみてはいかがでしょうか。

命に別条のないしゃっくりといえども症状が酷い時には嘔吐につながりますし、何よりも苦しそうな姿が見ていられません。

さらに、消化能力に不安のある愛犬であれば早食いはあまり良いことではありませんし、改善した方が愛犬の健康の為には良いということになります。

さて、たかがしゃっくりで済ますことが出来ない状況、すなわち、いつまで経ってもしゃっくりが治まることなく1時間も2時間も続いている状態や、一回一回は長くなくても頻繁にしゃっくりが起こる場合、網様体への刺激が単発ではなく継続的に起こっている、あるいは断続的に起こっているわけですから、刺激の原因となる病気が潜んでいる可能性があるということになります。

どんな病気の症状にしゃっくりが含まれているのかということをご紹介すると、脳卒中心膜炎肺炎喘息などが挙げられます。

心膜炎というのは心臓を包んでいる心膜に炎症が起こる病気であり、胸にある心臓で炎症が起こることで周りにある臓器である肺に影響を及ぼし、肺炎喘息と同様に胸痛や呼吸困難といった呼吸系障害が起こる病気です。
脳卒中は脳血管障害、すなわち、脳内出血や脳梗塞と呼ばれる病気です。

 

運動・感覚障害といった脳の機能障害が前兆となる症状の特徴ですが、横隔膜の痙攣によって起こるしゃっくりも運動障害の一つとして起こる可能性があります。

重篤な疾患によって血液中の老廃物を含む特殊な成分が増加することが網様体に刺激を与えることもあるかもしれませんし、脳疾患から起こる脳からの指示の誤作動によって網様体が反応してしまうということもあるかもしれません。

重篤な疾患によるしゃっくりというのはいくつもある症状の一つでしかなく、他に決め手となる症状があるのが一般的です。

人間であれば言葉にして家族に伝えたり、異変を感じて自ら病院を受診したりするということもあるかもしれませんが、言葉を発することが出来ないイヌにとっては、しゃっくりという表現型が重篤な病気の進行を知る大切な信号となることもあります。

繰り返しになりますが、問題視する必要のないようなしゃっくりは直ぐに治まるというのが一般的ですが、病気が原因で起こっているしゃっくりというのは、しゃっくりが起こる原因が消えるまで連続あるいは断続的に続くことになります。

従って、数日間しゃっくりが続いたり、来る日も来る日もしゃっくりが起こったりするという異常な状態が起こることになります。

特に、脳の病気に伴う運動障害からくるしゃっくりは治まりにくい傾向が強く、人の場合では10日間以上も続くという事例もあるそうです。

もっとも、そんな異常な状態であれば、知識の無い方でも病院に行くことになると思います。

しゃっくりが起こるきっかけがイヌと人間に大差が無いように、しゃっくりの止め方にも大きな差はありません。イヌのしゃっくりでも、水を飲ませたりびっくりさせたりすることで治まることがあるそうです。

ただし、愛犬に強制的に水を飲ませるのは難しいですし、おどかすにしても限度があります。
従って、イヌにしゃっくりが出た時には生活のリズムを変えることを目的として、動き回って呼吸が大きくなるように遊んでやることでしゃっくりが治まることもあります。

様々な方法を試している間に結構時間が経過することになりますが、そのような状況下でもしゃっくりが止まらないのであれば直ぐに病院に行った方が良いかもしれません。
ちなみに、成長中の子犬は各器官が発達している最中でしゃっくりも起こりやすいそうですし、急に寒くなることで体温が急激に低下するときにもしゃっくりは起こりやすいそうです。

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