【いぬはぐ】お腹にやさしいフード?原材料や栄養成分を獣医師が分析!

ペット部門で、2018ビジネス大賞をとった会社が販売しているドッグフード「いぬはぐ」です。

有名雑誌でも取り上げられて、とくにお腹の弱い犬を飼っている方から注目されているフードのようです。

国産で原材料にもこだわった安心・安全のフードということで、気になっている方も多いのではないでしょうか。

今日はそんな今注目の「いぬはぐ」について、原材料や栄養成分を獣医師目線で徹底解説したいと思います。

「いぬはぐ」の基本情報

本日紹介するドッグフード「いぬはぐ」は、株式会社ペットハグという日本の会社が製造販売をしているフードです。

あまり聞きなれない会社のため、大々的にCMをしていたり、ペットショップなどの店頭にたくさん並んでいる有名なペットフードと比べると、信頼できる商品なのか心配に感じる飼い主さんも多いかもしれません。

しかしながら、冒頭でも少し触れましたが「株式会社ペットハグ」は、2018ビジネス大賞(ペット部門)を受賞した会社です。会社の知名度は低いですが、原材料は全て国産のものを使用し、国内の専用工場で製造するなど、安心・安全に対してしっかりと取り組んでいる信頼できる会社です。

また、お腹が弱い犬のために、腸のことを考えて考案されたレシピにも注目が集まっています。

人間だけではなく、ペットも腸活する時代ということでしょうか。このあと、そのレシピや原材料、効果などを詳しくみていきます。

「いぬはぐ」の原材料(こだわりの腸活レシピ“3つのポイント”とは?)

まずは、原材料をみていきましょう。下記に「いぬはぐ」に使用されている原材料の全てを書き出しました。

鶏肉、玄米、白米、ターキー、アルファルファ、チキンエキス、鶏脂、ミネラル類、ビタミン類、クリノプチロライトクレイ、サーモンオイル、ベータグルカン、アミノ酸、マリーゴールド、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン、コンドロイチン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ユッカエキス、オオバコ種子パウダー、リンゴ、プロバイオティクス

他のフードと比べて原材料の数が少ないように感じますね。実は、ビタミン類・ミネラル類の詳細が記載されていないためで、実際には他のフードより色々とこだわりの素材が含まれているように思います。詳しくみていきましょう。

良質なチキン(蛋白源)とリンゴ(ビタミン・ミネラル)

原材料はヒューマングレードにこだわり、「チキン」「リンゴ」の品質にも自信をもっているようです。チキンは犬にとって欠かせない最も重要な栄養素である蛋白源となりますし、リンゴにはビタミンやミネラルが含まれ、いずれも健康な身体を維持するために必要な栄養素がたくさん含まれています。

鮮度の良い良質なものを使用することで、より多くの栄養素が摂取できるでしょう。また、リンゴにはポリフェノールやクエン酸といった疲労回復や若返り効果も期待できますね。

乳酸菌×オリゴ糖の最強タッグ!

「いぬはぐ」がお腹にやさしいレシピとして注目されているのは、腸活(菌活)の必須アイテムとされている乳酸菌とオリゴ糖が含まれているからでしょう。

原材料をみて『乳酸菌』なんて含まれていないと思った方、実はプロバイオティクスというのが乳酸菌を含む善玉菌のことを指します。そして、オリゴ糖はマンナンオリゴ糖フリクトオリゴ糖の2種類が含まれています。オリゴ糖は、善玉菌のえさとなるものですので、これら両方を補給することで腸内環境の改善効果が期待できます。

雑穀米でカロリーと食物繊維を補給!グルテン(小麦)フリー!

そして、活動的な犬のエネルギー源として穀類が含まれてます。玄米と白米は、消化不良を起こしにくく食物繊維を多く含むため、さらに腸内環境を整えるのに一役買うことでしょう。消化不良や食物アレルギーの原因となりやすい「グルテン(小麦やコーングルテン)」は含まれていない点も安心ですね。

※なお、原材料の中にあまり見慣れないものが2つ含まれています。「クリノプチロライトクレイ」「メチルスルフォニルメタン」が、何か気になった方もいるのではないでしょうか。

「クリノプチロライトクレイ」は、鉱物の1つで口臭予防や歯石予防効果があるとされ、ペット用歯磨き粉などに含まれているものです。「メチルスルフォニルメタン」は、天然のイオウ化合物で、関節炎予防などの効果があるとされています。

「いぬはぐ」の栄養成分

さて、いぬはぐの良い点がたくさん見えてきましたが、一方で気になる点があるのが栄養成分です。続いて、いぬはぐの「成分分析値」について詳しく見ていきましょう。
いぬはぐの成分分析値は下記の通りです。

タンパク質 22 %以上
脂質 6 %以上
粗繊維 3.7 %以下
灰分 7.5 %以下
水分 9 %以下

エネルギー:100gあたり332kcal

一般的なドッグフードと比較して、タンパク質はそれほど差がないですが、脂質が非常に低いと感じます。総合栄養食としてのドッグフードの栄養成分の基準としては、AAFCO(米国飼料検査官協会)の成犬用給与基準が参考にされることが多いため、その基準値と比べてみましょう。

AAFCOの成犬/幼犬用給餌基準は下記の通りです。

 

  (成犬用) (幼犬用)
タンパク質 18 %以上 22 %以上
脂質 5 %以上 8 %以上

 

「いぬはぐ」は、成犬用給餌基準は何とか満たしていますが、子犬期や繁殖期の犬には栄養成分が十分とはいえないことがわかります。また、成犬期でも1~3歳あたりの活動的な時期には、タンパク質や脂質が十分ではないと感じます。

商品説明には『全年齢対応』と書かれていますが、獣医師としては栄養面から毎日与えることはおすすめできません。シニア期で腸の働きが気になってきた愛犬に与えたり、若齢犬に与える際は他のフードとのローテーション給餌をおすすめします。

「いぬはぐ」をお得に購入する方法

最後に、「いぬはぐ」をお得にお試しする方法をご紹介します。

これまでみてきたように原材料や品質にこだわったドッグフードですから、それなりの価格がするのは当然です。実際にどの程度コストがかかるのか、計算してみました。
体重5kg(成犬)の1日給餌量(約80g)あたりのコストは、下記の通りです。

通常購入の場合

(1.5kg/6,980円で計算)

372円/日

この価格をみると、なかなか気軽に試してみたり、良かったとしても続ける自信がなくなりますよね。

そこで用意されているのが、初回お試し価格で購入可能な定期コースです。初回購入金額は、なんと4000円オフの2,980円です。下記は、2,980円の場合のコストになります。

 

初回購入の場合

(1.5kg/2,980円で計算)

158円/日

さらに、クレジット決済なら500円引きで、実質コストは132円/日となります。この価格なら、市販のドッグフードともそれほど差はなく一度試めしてみようと思えますよね。
もし気に入って続けたい場合は、定期コースなら2回目以降も1000円引きの5,980円(クレジット購入で5,480円)で購入できるため、コストは約290~320円/日となります。1か月分の食事代が、1万円で少しお釣りがくるくらいなら何とか続けられそうという方も多いのではないでしょうか。ローテーション給餌に使用する場合は、1袋で2か月程度もつでしょう。

【まとめ】「いぬはぐ」の総評

いぬはぐは、ヒューマングレードの良質な原材料を使ったドッグフードであることがわかりました。さらに、腸内環境を整えるための乳酸菌×オリゴ糖が含まれていたり、歯石予防や関節炎予防効果のある素材が含まれているなど、愛犬のことを思った他のフードにはないこだわりのレシピです。

一方、栄養面ではタンパク質や脂質が控え目となっており、とくに子犬期にしっかりと摂取しないといけない脂質がAAFCOの基準よりも低く、子犬には向かないフードと言えるでしょう。タンパク質もやや物足りないと感じます。そのため1歳以上の成犬のローテーション給餌に取り入れたり、高タンパク質や高脂質が腎臓や肝臓の負担となりがちなシニア犬にはおすすめです。
初回割引や定期購入割引などでコストを抑えることができるため、お腹にやさしいフードを探している方は、まずはゆっくりと1袋お試ししてみましょう。

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