愛犬が恐怖を感じているときのしぐさ

 

愛犬がどんなことに恐怖心が湧いてくるのかが分かったところで、怖いと感じたときにどんなしぐさをするのかということも大事ということになります。

 

怖がる時のしぐさというのは愛犬の個性が表れる領域であり、いくつかのパターンがあります
大人しい愛犬、活動的な愛犬、攻撃的な愛犬などの犬種の影響もありますし、個々の性格も影響してくるというわけです。

吠える!唸る!は怖い相手に対するけん制!

散歩で出会った怖い、すなわち、自分よりも強いと感じる相手に対して、吠えたり唸ったりすることで威嚇する行動に出ることがあります
犬種や性格によって吠え方はいろいろで、「キャンキャン」、「ワンワン」と後ろに下がりながら、あるいは飼い主の後ろに隠れながら吠えるような子もいます。


また、少し自信があるという時には、喉を鳴らすように「グルルルルー」と唸る場合もあります。
いずれも、怖い相手に対する警戒心の表れであり、威嚇することで戦わずに済むならその方が良いというような行動です。
もちろん、吠えたり唸ったりする行動や視線を合わさないという敵意がないことを示す行動というのは愛犬のカーミングシグナルの一つであり、必ずしも相手に対する恐怖心という理由だけで行う行為ではありません。
しかしながら、怖がっているときには、見た目に分からなくても吠えたり唸ったりしているときに愛犬の後ろ脚の太ももあたりを触ってみると小刻みに震えていることがあります
当然ですが、自分の方が強いということを表す威嚇のための場合には、震えていることはなく声を出しながら前に進んでいこうとします。
また、「仲良くしよう!」、「一緒に遊ぼう」というときに「キャンキャン」「ワンワン」と吠えているときにも体が震えるということはありません。

「吠える」と「唸る」の使い分けは?

吠える行為そのものは嫌いな犬や人、あるいは、触られたくない人が近づいてきたときによくみられる行為です
また、雷や花火の音などに恐怖を感じる犬は、吠えることが多いようです。
すなわち、嫌いなものや相手など不快感に対する恐怖を排除することを目的に発せられる声というのが吠えるという行為です。
他方、唸るという行為は、目線を外すことなく敵意をもって近づいてくるような相手を威嚇するために発することが多く見受けられます。
また、何が起こるか分からないような正体をつかむことができない小さな音や飼い主や縄張りに不審な人や犬が侵入してきたときにも唸るのをよく見かけます。
実態が把握できた時点で大したことがないと感じられると唸るのを止めますし、本当に敵であると分かった時には牙をむき出しにするように唸るようになります。


以上のように、唸るケースは敵意がある相手や姿が見えない未知の敵(?)に対して恐怖を感じ、縄張りや飼い主を恐怖の実態から守るために行う行為ということができます。
そういえば、災害などで飼い主とはぐれてしまって保護された犬は人を恐れるようになり、人が近づくたびに唸る映像をよく見ます。
虐待などを受けた犬も同じで、人間に対して心を閉じてしまった犬は、人間に対する恐怖心から唸るという典型的なパターンということができます。

留守番させられるときに吠えるのは分離不安という行動パターン

愛犬が「キャンキャン」、「ワンワン」と吠えるしぐさには、分離不安という不安から来るものもあります
もちろん、この場合の相手は飼い主ですので、恐怖心があるわけではありません。


例えば、留守番させられるときに、「一緒に連れて行って」、「一人にされたら寂しいよ!」といった感じで吠えて、飼い主に「置いて行かないで!」と要求するケースなどが当てはまります。

怖い時には尻尾を垂れる!

恐怖心が絶対的で、「この相手には勝てる気がしない」という時には、吠えたり唸ったりせずに、尻尾を垂れて視線を合わさないようにして、自分を小さく見せるという服従や和解の姿勢をとります
尻尾を垂れる場合にはそのたれ具合というのが恐怖心のバロメーターになることもあります。


本当に怖いという時には後ろ足に尻尾を挟み込むぐらいまで尻尾を垂れていますし、そんな時には、耳を極端にたたみこんで寝かせた状態になっています
柴犬やボーダーコリー、シェットランドシープドッグなど耳が立っている犬種の場合にはわかりやすいですが、トイプードルのような垂れ耳の犬種でもよく見ると耳が顔にへばりつくような状態になっています。
逆に、「この相手には勝てる」と思った時には、吠えることなくダイレクトに攻撃するために前に出ていくというのが一般的です。

犬が恐怖心を表す他のカーミングシグナルとは?

尻尾を動かしたり耳を動かしたり体を低くして自分を小さく見せたりするというのは恐怖心を表す典型的なカーミングシグナルですが、他にも恐怖心を表すカーミングシグナルがあります。
会話で詳細な状態を伝えることができない犬が、体全体を使って飼い主に情報を伝えようとするのがカーミングシグナルです。
愛犬は必死に自分が感じている恐怖心を飼い主に伝えようとしているわけですから、それを理解し愛犬の状態を把握することは愛犬を安心させる上では重要になってきます。

吠えたり唸ったりする前に片方の前足をあげているのは何故?

片方の前足を地面から話して一点を見つめるように固まってしまう行動は、警戒態勢を表すカーミングシグナルです


筋肉が発達している後ろ足で地面をけって後ろに飛びのく、すなわち、いつでも逃げることができる体制です。
少しでも早くその場を離れることができるように、後ろ足で地面をけった時に上げる必要のある前足を片方だけでも上げておくというわけです。

視線を合わさないようにゆっくり相手の背後に回り込もうとする

視線を合わさないということは、敵意がないということを相手に伝えようとしているときのカーミングシグナルです


臭いを嗅ぐというのは相手を確認するためにしていますが、相手の気持ちが分からない間はいつ攻撃されるか分からないので、いつでも逃げることができる距離をとりながらゆっくり相手の背後に回り込もうとしているわけです。
この一連の行動は絶対的な恐怖があるわけではなく、どちらかはっきりしないという掴みどころのない恐怖に対する行動パターンです。

参照元:Petfun 一目でわかる愛犬が怖いと感じているときに見せる5つのしぐさ・行動
http://petfun.jp/dogs/8031/

まとめ

他にも恐怖を表すシグナルはあるのかもしれませんが、典型的なものはここで示したようなものかと思います。
恐怖を感じたときには、それに向かおうとするのか、逃げようとするのか、あるいは、先ずは警戒しようとするのかによって、しぐさが変わってきます
どのような選択肢をとるのかは、愛犬の犬種や性格が大きく影響してきます
恐怖を感じている愛犬の精神状態を把握することで対処の仕方が変わってきますし、場合によっては相手に飛び掛かったり噛みついたりして大変なことになる可能性もあります。

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