•   
  •   
  • 日本のペット事情と犬を飼う理由とメリット・デメリット

日本のペット事情と犬を飼う理由とメリット・デメリット

犬を飼いたい、あるいは、飼おうと思ってペットショップに日参している方は、結構たくさんおられます。

狩猟犬や盲導犬のように人が生活をする上で必要な犬、言い換えると、実用的な目的で飼う犬というのは実質的には少なく、ペットショップで犬を購入しようと思っているほとんどの人が愛玩を目的としています。
すなわち、「犬が好き」「犬を見ていると癒される」「子供の情操教育のため」といった理由からペットショップに犬を見に来ているという人が大半であるということです。
ここで、犬を飼う前に考えていただきたいのが、犬を飼うことによって費用が発生し、飼い主の生活が制約されることもあるということです。

日本のペット事情

平成22年版の内閣府の「国民生活に関する世論調査」によると、ペットを飼っている家庭は全体の36.7%であり、そのうち、犬を飼っているという人は63.8%であるということです。
すなわち、23.4%の家庭が犬を飼っているということになります。
一昔前まではマンションやアパートでは犬や猫を飼うことができず、モルモット、リス、小鳥、熱帯魚といった小動物を飼うのがやっとというのが当たり前で、長年の夢であった犬を飼うために家を買うという人もいたくらいです。
ところが、近年では犬や猫でも飼うことができるマンションやアパートが増加し、中には大型犬でもOKというマンションも増加傾向にあるということです。
内閣府の調査でもペットの飼育に興味があるという人は72.5%と、実に4分の3の世帯がペットを飼うことに意欲的であるということができます。

中には、小動物という人もおられるでしょうが、世話をする時間と費用が何とかなるのであれば犬・猫、特に人気の犬を飼いたいという人、というよりも、世帯はますます多くなってくると予想されます。

参照元:平成22年版 国民生活に関する世論調査 「動物愛護に関する国民の意識を調査」
http://survey.gov-online.go.jp/h22/h22-doubutu/2-1.html

 

愛犬と暮らすことはメリットばかりではありません!

飽きてしまえば捨てればよいというおもちゃのような感覚で、衝動的にペットを飼うということを考えてはいけません。
犬を飼って愛犬と一緒に暮らすということは、世話をしてあげなければ生きていくことができない子供が家族に一人増えると考える必要があります。
毎日のケアもいろいろありますが、散歩をして餌を与えていればよいというわけではなく、病気になれば病院に行く必要がありますし、毛が伸びてくればカットする必要があります。
家族の一員といえども人間の健康保険が適用されるわけではありませんので、医療費は結構かかります。

ペットサロンなどでペットのトリミングを行えば、人間並みあるいはそれ以上の費用がかかるということもあります。
活動的な犬であればリードにつないだ散歩だけでなく、自由に走ることができるドッグランに連れて行ったりする必要があるかもしれません。
高齢犬になって体に不自由な部分が出てきたり、認知症が発症したりすれば、日々のケアは倍以上になることもよくある話です。
家族として愛犬と一緒に暮らす生活は大きなメリットがありますが、飼う人の生活が制約されるというデメリットもあるということです。

犬を飼う理由

犬と一緒に暮らしている人は結構たくさんおられますが、犬を飼っている理由は人それぞれです。
狩猟犬や牧羊犬のように、飼い主の仕事を補佐してもらう目的で犬を飼っているという人もいます。
盲導犬のように目の不自由な飼い主の目の代わりをする目的で、必要に迫られて飼っているという人もおられるかもしれません。
しかしながら、生活のために犬の力を必要としている理由で犬と一緒に暮らしているという人はほんの一握りで、愛犬に癒しを求めて飼うという方がほとんどです。

ブームやステータスとして犬を飼う傾向・・・

一時的なブームからステータスとして愛玩目的で犬を飼うということは、どこの国でもあるようです。
1961年にウォルト・ディズニーの「101匹わんちゃん」という映画が公開されたときに、ダルメシアンの子犬を飼おうとする人がアメリカで急増したということもあります。

ダルメシアンは猟犬や軍用犬として活躍したこともある活動的な犬で、一般の方が飼うにはハードな犬ということもあり、動物愛護団体がストップをかけるキャンペーンを張ったという一幕もあるほどです。

日本では、一昔前にチワワと目があった人が愛くるしさに心を奪われ、「ご利用は計画的に!」という言葉で締めくくられる金融関係のテレビコマーシャルがありましたが、オンエアーされてからしばらくの間はチワワを飼う人が急増したという話があります。
ちなみに、チワワは知性の高い献身的な性格の犬種であり、小さな部屋で飼う室内犬として飼うのに適している犬種である反面、独占欲が強い頑固者です。

誰にでもなつくというわけではなく飼い主に一点集中する傾向も強く、食事の好みが偏っているということも言われています。
また、遺伝的に発作性の病気や関節のトラブルを抱える子が多く、目の感染症が起こりやすいということも知られています。
何を言いたいのかというと、可愛らしい顔で小さい愛玩犬としては理想的な犬種でありながら、実際に飼って一緒に暮らしていると、食事や病気も含めた日々の世話が想像以上に大変であるということです。

好きなアイドルが飼っているから・・・

Instagram、Facebookやtwitterで、芸能人が愛犬と戯れている写真を見かけることが良くあります。
自分が好きなタレントのInstagram、Facebookやtwitterで見た画像がもとで、同じ犬種を飼いたいと思う人もいるそうです。
心理学ではこのような現象を同一化現象と呼び、敬愛する相手と同じ要素を持つことで敬愛する人物と同じ土俵に立っている気分になるという行動パターンです。

子供にせがまれて・・・

買い物でショッピングモールに行ったときに、ペットショップでたまたま見かけた子犬に一目惚れして、あるいは子供にせがまれて、といった衝動的な理由で犬を飼おうとする人もおられますが、このケースは最も危険なケースかもしれません。

もともと、ペットを見に行ったわけではありませんので、何の予備知識もないような人が、家に連れてきてから数か月経ち、世話の大変さを知った時には後の祭りです。
「ちゃんと世話をするから・・・」と子供にせがまれて飼うことを決めたとしても、学校に行っている間は家にいる母親が世話をするケースがほとんどですし、約束を反故にして放課後になっても遊ぶことが優先というお子様の方が多いようです。
結果的に、愛犬の世話をするのは家にいる家族、つまり、母親ということになり、飼いたいといったお子様や普段は仕事に出ているお父さんは、土日の暇なときに愛犬の相手をする程度という家庭は山ほど見てきました。

愛犬と暮らすデメリット

愛犬の世話にかかる費用という経済的なデメリットや日常的なケアに取られる時間と労力以外にも、いろいろなデメリットがあります。
数え上げればきりがありませんが、基本的には自分一人で活動を許されない、あるいは、できない愛犬の健康を第一に考えた生活を余儀なくされるということです。
詳細は後ほど説明するとして、一例をあげると、ちょっと買い物に出かけたり家族で外食したりという程度の1、2時間留守にするくらいであれば、すぐには無理としてもしっかり躾をすれば大丈夫ですが、長時間の外出で誰もいない家に愛犬を留守番させるということには大きな危険があります。
夏場に愛犬を家に残して家族で遠出したときに、愛犬が熱中症になったという話をよく聞きます。
また、そんなことが度々あると、愛犬のストレスが溜まってしまい飼い主離れしてしまうということもあるかもしれません。
ましてや、愛犬を家に置いて泊りがけで家族旅行に行くなどということは、とんでもないということになります。
すなわち、愛犬抜きの家族での娯楽や家以外での家族の団欒は存在しないということです。

旅行に行くのであれば犬も泊まることができる旅館やホテルを探すか、ペットホテルなどで預かってもらうしかありません。

ドッグフードおすすめ比較ランキング

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です