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犬は何故草を食べる?体調不良が原因かも?!

夏野菜の記事を書いていて思い出しましたが、愛犬と散歩をしていると道端に生えた草を口にする姿をよく見ます。
変なものを食べてしまったときに異物を吐き出すために草を食べるということは聞いたことがありますが、そんな大げさなものではなく、まるで味見をするかのように少し咥えてすぐに吐き出すということもあります。
「不味ければ食べなきゃいいのに!」と思いながら見ていましたが、犬が草を食べる理由は間違って口にしたものを吐き出すためだけではないらしいのです

犬は味覚よりも嗅覚が優先されますので、草を食べるとしてもおいしいから食べているというケースは少ないと考えられます。
また、一度食べて辛い目にあった経験をした愛犬は味や臭いを覚えて食べることがなくなるとは思いますが、一度は口にしてしまうということもあるかもしれません。
しかしながら、愛犬と暮らす人のうち7割の人は愛犬が草を食べるのを見ており、特に、見るものすべてが新しく何にでも興味を持つ子犬は、草を食べるケースも多くなるという統計データもあるようです。
そこで、犬が草を食べる理由について調べ、食べてはいけない植物があることが分かりましたのでご紹介させていただきます。

犬が草を食べるのは体調不良が原因かも?!

ちょっと咥えるだけであれば、味の確認をしているだけであったり、飼い主に構ってもらいたくて遊んでいるだけであったりということもありますが、パクパク食べる場合には明確な理由があるはずです。


とはいえ、はっきりとした理由は分かっていないというのが実際のところです。
もしかすると、よっぽど餌が少なくて腹ペコということもあるかもそれませんが、基本的にはお腹が空いたからと言っておいしくもない草を食べるということは無いでしょう。
(もしかすると、おいしいのかしれませんが。)

草を食べて胃の中の邪魔者を吐き出す!

犬が大量に草を食べる理由として最も多いのが、胃の中に溜まったものを吐き出すためと言われています。
すなわち、胃の不調を感じたときに草の刺激で、胃の内容物を吐き出し体の中をリセットするために草を食べるというわけです。
草のように固い繊維質を消化する能力が低い犬は、草が胃の中に入ってきたときに葉の先端部分が胃壁を刺激することで胃の動きを促し消化不良を起こしている胃の内容物が体外に排出されます
未消化の餌が出てきたり、胃の中にほとんど食べ物がない時には胃酸だけが出てきたりすることもあります。
中でも、最も多いのが胃の中に溜まった毛玉が吐き出されるケースです。


グルーミング、すなわち、口や舌を使って毛繕いをするときにどうしても抜けた毛が口の中に入ってしまいます。
毛はタンパク質でできているといえども消化することができずに、胃の中に溜まって消化不良の原因になることがあります。
以上のことでも分かるように、草を食べて吐くという行為は、胃の調子が悪かったり胸やけが起こったりしているときに胃の中の無駄なものを吐き出すための行為であって、吐いた後にケロッとしているようであればそれほど心配する必要はありません
注意すべき点は、吐いたものの中に血が混じっている場合や吐いた後にぐったりしているような場合です。
何か病的な理由があるのかもしれませんので、動物病院を受診してください。

整腸作用を求めて草を食べる

人間が植物から薬を見つけ出したように、腸の調子が悪い時の整腸薬代わりに草を食べるということを本能的に知っているのではないかということです。
草をよく食べる時に限ってよく下痢をするという犬が、動物病院にいって薬を貰って下痢が治ると草を食べるのを止めたという話もあります。
この話を読んだときに、食物繊維を消化するのが苦手な犬が草に含まれる固い食物繊維を摂取すると、余計に排便が促進されて逆効果ではないかと思いましたが、よくよく考えてみると人間と犬では腸管の太さが異なりますので、効果も違ってくるようです。
実際に、草を食べすぎたときに未消化の草が便に絡まった状態で排便を苦労する愛犬の姿を何度も見ています。

一方、漢方薬にもなっているドクダミを好んで食べる犬がいるという話も聞いたことがあります。
ドクダミには緩下作用のあることが知られており、便秘気味のときに有効な植物です。
どうやってそのような知識を身に付けたのかは全く不明ですが、自身の体験だけから身に付けたとは考えにくく、本能的に身に着けているとしか言いようがありません。

不足しがちなビタミンを補給するために草を食べる!

ビタミンB群を補給するために草を食べるという話も、いろいろなサイトで紹介されています。
肉ばかりを食べていると植物性の栄養素であるビタミンB群や葉酸、あるいは、ミネラルが不足しがちになるというのは確かにありますが、犬に栄養学の知識があるわけではありませんし、自分にどんな栄養素が不足しているのかなんてことは分かるはずもなく、大変不思議な話です。

ストレスで草を食べる?

愛犬にとっての最大のストレスは飼い主に構ってもらえないことですので、草を口にしたときに「コラッ!」と怒られた経験のある犬が飼い主に注目してもらうために草を食べるということはあるようです。
他にも、散歩に出かけられないストレスや環境の変化によるストレスで草を食べるようになるという話も紹介されています。

参照元

わんちゃんホンポ 犬が草を食べる理由とその注意点

愛犬が自由に草を食べるのは考え物です!

愛犬が草を食べていても大きな問題があるわけではないと安心していませんか?
確かに、草を食べる行為そのものは愛犬が身に着けている健康維持のための自己防衛本能によるところが大きいのかもしれませんが、犬がネギや玉ねぎを食べてはいけないように草の中にも犬にとって毒性のあるものもあります
また、道端に生えている草には除草剤や除虫剤といった農薬が散布されている可能性もあります
草を食べることに大きな問題は無くても、草を識別できない犬は自由気ままに草を食べることで大変なことになる可能性もあります。
ここでご紹介させていただく植物は一部でしかありませんが、結構どこにでもある植物が犬にとって危険な植物であるということが多く、できることなら草を食べるというのはやめるように躾けたい習慣でもあります。

散歩コースで食べてしまう可能性のある犬が食べてはいけない植物と部位

最も危険な草が、自生しているネギ属の植物です
ギョウジャニンニクやニラ、ノビル、ヤマラッキョウ、アサツキなどは天然界でも存在する可能性のあるネギの仲間であり、自生している可能性というのは畑の近くでは十分あり得る話です。
畑と言えば、ジャガイモの葉や未熟な芋は食べてはいけない植物になりますし、野草のわらびも根や茎は毒性があるということです。
どこにでも生えているという点では、ヒガンバナはどの部位も食べてはいけない植物です。

庭に植えている観賞用植物も要注意!

スイセンやチューリップヒヤシンス、イヌサフラン、アマリリスなどの球根は犬にとって毒性が強い植物です


球根がいけないということですので掘り返さない限りは大丈夫そうですが、穴掘りが得意な愛犬であれば庭で自由にさせるというのは考えものです。
また、朝顔やオシロイバナの種も危険植物ですし、どこを食べても危ない庭にありそうな植物というと、パンジー、スズラン、フクジュソウ、ジキタリス、ロベリア、アロエ、アザレアなどは花壇に普通に見かける植物です。


フジ、ツツジ、シャクナゲ、ザクロなどは背が高いからといって安心してはいけません。
樹皮や茎にまで犬にとっての有害物質が含まれています。
家庭菜園で最もメジャーなトマトも実は食べさせたりすることもありますが、根や茎には毒性があるということです。

参照元

子犬のへや 犬の散歩中にある有毒植物

草を食べる愛犬に食べさせないようにする対策は?

散歩中には草を食べさせない方が良いということですが、科学的な理由は定かではないにしても、栄養補給が目的であれば不足しないように工夫すれば良いわけですし、ストレスが原因であればストレスの少ない生活をすれば良いということになります。
栄養が足りておりストレスが溜まっていない、すなわち、健康的な生活を送っている犬は散歩中に草を食べるようなことはしないというわけですから、草を食べたがるときにはドッグフードに野菜を適度に混ぜて食べさせ、運動不足や睡眠不足がないようにして一緒に遊ぶ時間を設けてあげれば、草を食べる習慣というのは減少すると思われます
どうしても食べる方向に動こうとするのであれば、

  • 草のある所に近づかない
  • リードをしっかり握って自由にさせない
  • 食べてはいけない草の外観を覚えておく

 

などで対応することは可能です。

食べても良い植物を用意する

書き込みを見ていると、草を食べる時の食感が好きな子もいるようですし、無理に食べさせないようにするということがストレスにつながってしまっては元も子もありません
ペットショップやホームセンターでも売られている犬猫用の燕麦という植物を用意しておくのも一つの手段です


燕麦は犬も猫も好んで食べる植物の一つで、栽培用のセットとして販売されています。
オートミールに使われるオーツ麦とも呼ばれるイネ科植物で、畑では60㎝~150㎝まで成長するような植物ですが、犬猫用の鉢植えでは10㎝から20㎝程度の大きさですので心配無用です。

草を食べて体調不良を起こしたときにはどうしたらよい?

どんなに注意していても、少し目を離したすきに道端の草を食べてしまっているということはあります。
草を食べてしまって元気がなくなってしまったとしたらどうすればよいのでしょうか?


食べてはいけないといわれている草を食べてしまうときに観られる症状としては、即時的には嘔吐・下痢で腹痛を伴っているケースもあると思われます
口の周りに炎症が起こったり、痙攣や麻痺を伴う場合もありますし、血を吐いたり血便が出たりすることもあります。
また、農薬がかかっているものを食べてしまうと、量によっては死に至ることもあります。


道端の草に農薬なんてと思う人もいるかもしれませんが、家の前にある溝にアスファルトの下から生えている草は抜くのも手間がかかるために、除草剤を撒いて処理しているという人も結構おられます。
中には、家の前で散歩中の犬におしっこをされるのが嫌で、農薬を撒いているという人もいます。
「何てことをするのか?」という愛犬家もおられるかもしれませんが、マナーの悪い人も結構おられるということではないでしょうか?

万が一食べたとしてもそんなにたくさん食べていないかもしれません!

犬にとっての苦みは苦手な味であり、自分にとって有害な毒物として吐き出す習性があるようです
犬の舌も味を感じる味蕾と呼ばれる細胞がありますが、舌の奥の方に苦みを感じる味蕾が集中しています。
草を食べたときの苦みを舌の奥で感じることで、反射的に吐き出すというのが定説です。
ちなみに、舌の上部には酸味を感じる味蕾細胞が集中しており、腐ったものを口に入れてしまった時でも喉の奥に通すことがないようになっているとか。
この味覚のメカニズムを考慮すると、毒性のある植物が舌の奥にのった時点で愛犬は吐き出そうとするはずです
従って、大量に食べてしまっている可能性というのはかなり低いと考えてよいかと思います。
ただし、苦みが無くても食べてはいけない植物もあるでしょうし、絶対に少量しか食べていないということではありません。

食べてしまったと思ったときの応急処置は?

食べてしまったと思ったら病院に連れていくしかありませんが、応急的にできることがあるとすればとにかく大量の水を飲ませることです。
食べたものを吐き出すように仕向けるとともに血液中に吸収された有害物質を希釈して影響が出る時間を遅らせることはできるかもしれません
水を飲んでくれない時には、少量の塩を舐めさせると水を飲んでくれることがあるそうです
もしも、食べた現場を見ていたのであれば、どんな草を食べたのかを把握しておけば、獣医師の診断もスピーディーになります。

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