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犬の拾い食いの危険性と拾い食い抑止のための躾のポイント

愛犬と散歩をしていると、地面の臭いを嗅ぎながら落ちているものを口の中に「パクッ」と放り込むのを何とかしたいと思いませんか?

十分注意しているつもりでも、20分も30分も散歩をしていると見逃すことが無いとは言えません。
他人に迷惑をかける愛犬の悪癖は、無駄吠え咬みつき飛びつきの三つかもしれませんが、拾い食いというのも食糞を含めて飼い主が何とかしたい悪癖の一つです。
他人に迷惑をかけることはありませんが、愛犬の健康にかかわる可能性のある習慣が拾い食いと呼ばれる行為です。
何でもかんでも口に入れてみるという習慣は、是非やめさせたい習慣です。

拾い食いに存在する危険!

犬の消化器は人間よりもはるかに強く、地面に落ちているものを食べたり多少腐っているものを食べたりしても何ともないというケースがほとんどです。
それでも、腐ったものや落ちているうんちを食べたときには、口の中が臭くなりますし舐められるのも気分が悪いということは言うまでもありません。
飼い主にとっては大問題ですが、愛犬にとっては気分や体調が悪くなるというようなことはありません。
しかし、食べても大丈夫なものであれば良いのですが、可能性が低いとはいえども、犬が食べてはいけないものを口に入れたりすると大変なことになります。
家の中にいるからといって安心することはできません。

家の中での拾い食いのリスク

飼い主が台所で調理を始めると、愛犬がおこぼれ目当てで台所にやってくるということはよくあります。

しかし、調理している食材の中には犬の忌避食材である玉ねぎやニンニクがあることもあります。
落ちた食材を瞬時に口に入れるような習慣があると、忌避食材が落ちたときも思わず口に入れてしまうことがあるかもしれません。
また、床に落としてしまった人間が飲む薬を、家の中をうろついている愛犬が食べてしまうというのも大きな問題です。

散歩中の拾い食いのリスク

草を食べるのは食道や胃に入ったものを吐き出すというのがメインの目的ですが、食べた草に除草剤がかかっていないという保証はありません。

食糞は自分のうんちや健康な犬のうんちであればまだ良いのかもしれませんが、病気の犬の放置うんちを口にすることで病気に罹患してしまう可能性もあります。
空腹感からうんちを食べてしまうという場合には、餌の種類や量を見直した方が良いかもしれません。
犬は不足している栄養素を補うために、ビタミンBが豊富な植物を食べることを本能的に知っているという話もあるからです。
与えられている食事の量が少ないということもあるかもしれませんが、不足している必要な栄養素を補うために、様々なものを口にしているという可能性もあります。

また、地面を掘って毒性のあるスイセンやヒヤシンスの球根を食べてしまうと、嘔吐・下痢などの健康被害が起こることもあります。

拾い食いは何故起こるのでしょうか?

自分で見つけて食べるというのは遺伝子に組み込まれた本能のようなものです。
拾い食いをする犬の基本的な心情としては、以下のようなことが考えられます。

お腹が空いたなあ!
これは何だろう?
食べられそうなものを見つけた!
食べることができるのかな?
他の犬にとられる前に食べちゃえ!

以上の条件が整って、目の前に食べ物があれば反射的に食べてしまうというわけです。
言い換えると、好奇心と独占欲の強い食いしん坊の犬が多いということが拾い食いや食糞の原因となっているというのが基本のようです。
ごはん前に散歩をするケースが多いようですので、散歩をしているときというのはたいてい空腹であり、早く帰ってご飯を食べたいと思っているのかもしれません。
しかしながら、原因はそれだけではありません。

参照元:「いぬログ 犬の健康・食事」 犬との日常生活 「拾い食いを止めさせる方法」
http://inulog.net/kenkou/202.html

食糞や草を食べるのは防衛本能ということも・・・

食糞も同じような心情で食べることもありますが、子犬の頃に痕跡を消すために母犬がうんちを食べるのをまねしている場合や、飼い主に怒られないための証拠隠滅のためにうんちを食べていたのが習慣化しているというケースもあるようです。
道に生えている草を食べるというのは、肉食である犬には餌としてよりも何か変なものを食べたと感じたときに吐き出すために食べるということがあるようです。
一方で、人と一緒に暮らすようになったペットの場合には野菜好きな子もいるようです。

拾い食いには構ってほしいという意味もあるのかも?

甘えん坊のワンちゃんは常に飼い主に注目してもらいたいと思っていて、飼い主に叱ってもらうのを目的に拾い食いをするということもあるそうです。
これは、叱られているということを罰と受け取らずに快く感じている、すなわち、「自分のことを見てくれている」と感じているというのも要因として考えられるようです。

参照元:犬しつけ・飼育ドッグ110番 犬の問題行動を直す 「拾い食いをする犬のしつけ方」
http://www.inusitukedog.com/trouble/hiroigui.html

拾い食いを止めさせる躾と訓練

散歩中に落ちているものを取り敢えず口に入れようとする行為は本能に基づくものでもありますので、躾の行き届いている犬でも行なってしまうということはあるかもしれません。
暫定的に拾い食いを止めるためには、食べようとした瞬間にリードを引くということになります。
散歩中は常に愛犬の方を見て、次の行動を予測しながら移動するというわけです。
しかし、これは根本的な解決方法ではなく、その場しのぎの対策でしかありません。
散歩中であればある程度は監視することもできますが、家の中や庭を自由に動き回る間は常に監視しているというわけにはいきません。
従って、飼い主が許可しなければ、どんなに大好きなおやつでも食べることがないように躾けることが根本的な解決になってきます。

「マテ」ができる愛犬は拾い食いをしない!?

拾い食いを抑止するための躾は、「マテ」の徹底にあります。
説明するまでもないかもしれませんが、愛犬をオスワリさせてから目の前におやつを置いても飼い主が「ヨシ!」というまで手を出さないようにする躾です。
「マテ」や「オアズケ」といった躾がしっかりできている愛犬は飼い主が許可するまで食べないわけですから、口に入れることができそうなもの発見してもまず飼い主の顔を見て「御伺いを立てる」という行動をとるようになります。

「マテ」を強化する躾方法

拾い食いをしたくなるようなシチュエーションにおいて、食べるのを我慢できたときにご褒美をあげるという「正の強化」を用いた躾がメインとなります。
手順としては以下のようなことが一例となります。

  1. リードでつなぐ
  2. ぎりぎり届かない場所におやつを置く
  3. 飼い主の方を見るまで放置する
  4. オスワリをさせる
  5. オスワリができた時点で褒める
  6. おやつを届く範囲に移動させ「マテ」という指示を出す
  7. 待つことができた時点で褒める

 

「マテ」を教えるのであれば「ヨシ!」といって床に置いたおやつを食べることを許可することになります。

しかし、拾い食いを抑止するための躾では、床に置いたおやつを食べてもよいという許可を出すことは拾い食いを許可されたという勘違いをする犬もいるようです。
ご褒美として与えるおやつは床に置いたものと別のものを用意して、手渡しで食べさせるようにした方が良いということです。

また、ここでは全く何もできない愛犬の躾方法を列挙していますので、この手順を頭に置いて、応用していただければと思います。
オスワリはマスターしている愛犬もいれば、ある程度は飼い主の顔色を見ることができる愛犬もいると思います。
もちろん、そんな時には不要な項目を飛ばしていただいても構いません。
最終的には、リードでつながなくても目の前におやつを置いた時点でオスワリをして、飼い主の顔色を見るということができるようになるまで、ステップアップしながら繰り返して完璧に躾けるということが大切です。

拾い食い抑止のための躾のポイント

拾い食い対策の躾である「マテ」がある程度できるようになったら、日常的に起こりうる様々なシチュエーションでいつでも飼い主のお伺いを立てるということができるようにするために、場所やおやつの種類を変えて躾けるということが重要になってきます。
冒頭でも解説したように拾い食いをするケースは家の中でも外でも起こります。
また、口に入れたくなる誘惑にかられるものも様々です。

どんな時でも口に入れないように躾けるには、家の中でも外でも、誘惑度合いのより強いものでも実践できるようになるまで訓練していただきたいと思います。
犬は物まねも得意ですので、「マテ」や「オアズケ」ができる犬と一緒に散歩することで、「こうすれば褒めてもらえる!」と学習してくれることもあります。

参照元:子犬のへや 犬の拾い食いをしつけ直す
http://www.koinuno-heya.com/shitsuke/hiroigui.html

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