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犬に「叱る」「褒める」を印象付ける躾が大切!

愛犬の困った行動を修正する躾の重要性は理解しているが、どうやれば躾けられるのかが分からないという飼い主さんもおられます。
答えは簡単で、「叱る」、「褒める」を愛犬に印象付けることで、記憶に刷り込むことが出来るようにすればよいということです。

ただし、相手を威嚇し吠えまくるということを当たり前と思いこんでしまっている犬に、「吠えるのはダメ!」と教えるためにはそれなりの工夫が必要になります。

もちろん、印象付ける方法として体罰を与えるようなことをしてはいけません。
体罰という行為そのものに問題があることは言うまでもありませんが、体罰は飼い主と愛犬の信頼関係がなくなるだけでなく、人間を敵とみなすことにつながるリスクがあります。

やたらと攻撃的な犬になったり、人と出会わないようにひきこもる犬になったりする可能性があるというわけです。

以上のことからもわかるように、数々の経験を積んで既に身に着けてしまっていた習慣を修正するというのは難しく、経験の少ない子犬の間にやってはいけないことを覚えさせる方が容易ということが出来ます。

犬の条件反射を利用する躾

「パブロフの犬」という名前を聞いたことがあると思いますが、訓練や躾によって犬が獲得する条件反射を調べる実験があります。
旧ソビエト連邦のイワン・パブロフという生理学者によって見出された反射行動です。
ベルを鳴らして餌を与えるということを繰り返していると、その内ベルを鳴らすだけでよだれを流すようになるという実験です。

条件反射の実験ではありますが、裏を返せばベルが鳴るという合図を「餌を貰える」ということと直結させて考えることが出来る、ということを意味しています。
躾や訓練ということを考える上では、叱るにしても褒めるにしても印象付けることは大切です。

参照元:ウィキペディア 条件反射
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E5%8F%8D%E5%B0%84

犬はどうやって悪いことと良いことを覚えるのでしょうか?

悪いことやしてほしくない行動をしたときには間髪を入れずに叱り、求めている行動ができた時には褒めてやることを繰り返すだけでも、飼い主の顔色を窺う犬にとっては好ましい行動パターンを覚えることにつながります。
例えば、愛犬が吠えてはいけない、あるいは飼い主が吠えてほしくないシチュエーションで吠える時、先ずは「吠えるな!」と叱ります。
それで吠えるのを止めれば、笑顔で「えらい!えらい!」と褒めてやります。

これだけでも、愛犬にとっては「飼い主が喜んでくれている!」と感じ、好印象を得ることになります。
現象が起こる度にこの動作を繰り返していると、どのような時に吠えると叱られるかというシチュエーションと行動が直結するようになります。

また、叱るときに愛犬が理解しやすいようなアクション、例えば「手を上げる」、「掌を愛犬に向けて制止する」といった行動と共に叱るようにすると、声を荒げて叱らなくても手を動かすだけで愛犬の困った行動を止めさせることも可能になります。

TPOを自己判断して、状況をみながら自分でしてはいけない行動を把握できれば理想的ですが、ここまでいくと躾というよりは訓練に近く、警察犬や盲導犬のレベルと言えるかもしれません。

それではどうやって印象付けるのが効果的なのでしょうか?
そこには行動主義心理学という分野で提唱されている「条件付け」という学習に対する基本理論が存在します。

条件付けの意味とは?

「パブロフの犬」で行われたベルの音と食事、あるいは掌で制するというアクションと吠えるのを止めるといった行動と連結させる条件反射を利用する学習パターンは、古典的条件付けレスポンデント条件付けと呼ばれる学習理論です。
それに対して、ある行動をすることによって自分にとって利益が発生したり害が発生したりすることで、一つの行動が自分にどのような結果をもたらすかを学習する、というのがオペラント条件付けと呼ばれる理論です。
どちらが良いのかというのは愛犬の特性によるところが大きく一概には言えませんが、どちらの方法で学習したとしても、飼い主による躾として愛犬の大脳に情報が蓄積されていくことになります。

古典的条件付けによる躾

吠えたり咬みついたりといった犬の本能に従った行動、すなわち犬にとって何の問題も無いはずであった行動が、飼い主を怒らせたり悲しませたりするという経験を繰り返すことで、吠えたり咬みついたりすることがいけないことであるということを理解するようになるのが古典的条件付けと呼ばれる学習方法です。
犬が本能的の持っている、すなわち遺伝子に備わっている行動パターンをそれとは無関係な刺激によって制限したり、誘発したりする学習方法が古典的条件付けと呼ばれます。
食べ物を観たらよだれを垂らす犬が、ベルの音を聞くだけでよだれを垂らすようになるというパブロフの犬は、典型的な古典的条件付けです。
犬が持っている行動パターンをコントロールする、すなわち抑えるだけでなく誘発させることも出来るという意味では、躾というよりも訓練に近い方法です。

人間であればダメな点を細かく説明し学習させることが可能ですが、愛犬がいくら賢いといっても複雑な言葉を理解できるという犬がそんなにいるわけではありません。
犬の聴覚では母音だけが強調されて聞こえますので、叱るときには「こらっ!」、制止させるときには「ノー!」の一言で済ませる方が、躾が簡単であることが多いようです。
ただし、叱るときに愛犬の名前と「こらっ!」をセットにして叱ると、名前を呼ばれる時は怒られる時と学習してしまう可能性もありますので注意してください。

参照元:ウィキペディア 古典的条件づけ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E7%9A%84%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91

オペラント条件付けによる躾

「アメとムチ」というわけではありませんが、相手を従わせるためには、自分の思うように行動できたときには褒美を与え、上手くできないときには罰を与えるということがあります。
犬も同じで、褒美をもらうことが出来ると嬉しいですし、罰を受けるのは嫌です。

以上のように、動物の行動において、特定の反応をしたときに気持ちが良いといった利益があるという経験をすると、同様のシチュエーションになった時に同じ反応をするようになることをオペラント条件付けと言います。
行動と無関係の刺激によって刺激と行動が関連付けられる古典的条件付けと異なり、条件反射を利用していないので、同じ経験を繰り返すことによって犬が自発的に行動することになります。
行動によって起こる刺激や自分の身の回りの状況が変化することを学習することによって、行動が発生する頻度が増えたり減ったりするという意味では、問題行動を制限したい躾において有効な方法です。

参照元:ウィキペディア オペラント条件づけ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91

 

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